矛盾のおれ様

本当は僕のことなんか どうだっていいんだろ
興味があるのはその先で 打算で付き合っているんだろ
昨日のYESは今日じゃNOで 理不尽 気分屋 嫌になるね
嫌になるね 嫌になるね あぁもう ねぇ どうしたらいいんですか?

あたかも全部わかってます って顔で僕のこと見ないでよ
勘違いしないで 嫌 理解されるくらい 君に見覚えはないよ
昨日の好きも今日じゃ嫌いで 心変わりばかりもう嫌になるね
嫌になるね 嫌になるね あぁもう ねぇ どうしたらいいんですか?

「あなたのためだよ」詐欺紛いの言葉で 騙されるのはいつも僕の方だよ
両眼潰して見たくもないものは見ないで 両耳引き裂いて 聞こえない
聞こえないよ

こんな愚痴、口にしたって また喧嘩になってしまうから
偉い僕は 大人だから ここはひとつ飲み込んどいてあげましょう
え? 怒ってないよ? 別になんもないってば
ってなんで君が怒んの? いや待って 喧嘩したくないんだってば

「空回りしちゃって 愛想尽かされちゃって…」
ってそんなもんで同情買うくらいなら死んだほうが
マシだなんて言うか ひけらかしてやんだ
ねぇ聞いて? 俺ってばこんなにもかわいそうで…

ひとりぼっちこじらせていたら構ってくれんだと
いつかはきっと声をかけてきてきれるもんだと
勘違い甚だしいが 華々しく待ってた
段違いに馬鹿馬鹿しく 気付かないで待ってた

「もういいよ」「ちょっと待って 今のは違う」
「もういいよ」「言葉のあやってやつで」
「もういいよ」「ちゃんとさ、話聞いてよ」
「もういいよ」「いや、だからちょっと待ってってば」

「さよなら、またね」魔法の合言葉さ 悟らされるのはいつも僕の方だよ
来るわけもない その“また”を馬鹿の一つ覚えみたいに信じてんだよ

当たり前にはしたくないとか 愛されてるって感じたいとか
どれもが僕の気持ち一つで変わるもんなんだよ?
って言われたってわからねぇよ

「二度と来るなよ」愛してくれの副音声
気付いて欲しくて ちゃんと見て欲しくて
もうどうでもいいや なんて自分よがりの僕をどうか忘れないでよ

本当は僕のことなんか どうだっていいんだろ
お前も自分で精一杯
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