アイヲウタウトリヨ

昨夜、眠れなかったんだ
一人で涙を流していた

君が幼い頃は
二人で一緒に涙を流していた

使わなくなった部屋の時計の
秒針が静寂を切り裂いていた

救われなくて、報われなくて
時間だけが無慈悲に一秒、時を刻む
春になって、夏になった
季節を巡り旅する
アイヲウタウトリヨ

私が間違っていたんだろう
何ども後悔する夜を越えてきた

裏庭に咲いた向日葵の花
思い出と君を重ねていたんだ

救われたくて、報われたくて
行き着く場所を探している
人は人を想う
秋になって、冬になった
季節を巡り旅する
アイヲウタウトリヨ

一人になって孤独になって
僕らはずっと旅していく
キミトアイヲウタウ

貴方にだって子供の頃が
あるだろうって叫んでた
何度も涙を流す
さよなら、また会いましょう

醒めないで
醒めないで
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