さくらの麓

あたしあたしあなたを好きになってしまったの
こんなはずじゃなかったのだってあなたは私を見ていない
だけどこんなにもこんなにもあなたが好きだ

たった今わかったきっと結ばれることはないと知って
この先に道はないと知っても諦めることはないよだって
嫌いだって喚いた街の真っ暗な空を眺めていた今じゃもう
苦痛もそうきっとそうだ瞬いている

どんどん好きになっていく
自分が嫌になるほどにまっすぐに
どんどん好きになっていく
次第次第鈍くなる痛みも
どんどん好きになっていく
こんなあたしの裸足の明日でも
輝いて見えてたんだよ
あなたに会えたことで変われたから

雫のように落ちて消えてくあなたを忘れるということ

あなたが私の声に気付くような私になれば
あなたの瞳にもいつか映れるかな
一枚絵の幸せは私の声に続くようにあなたを呼んだんだ
あの日風が強かったこと いいわけにしていいでしょう

もうどうしようもないの
そこに毒があったなら良かった
耐えられない痛みの中突き落としてくれたって良かったのに
ないものねだってかまってだってあなたは待ってはくれないから

あなたが私の声に気付くような私になれば
あなたの瞳にもいつか映れるかな
一枚絵の幸せは私の声に続くようにあなたを呼んだんだ
あの日風が強かったこと いいわけにしていいでしょう

あたしあたしあなたを好きになってしまったの
こんなはずじゃなかったのだってあなたは私を見ていない
だけどこんなにもこんなにもあなたが好きだ

あなたが私の恋に満ちるような空を見上げて
あなたの隣でもいつか笑えるかな
一枚絵の幸せは私の恋に微笑んであなたを呼んだんだ
あの日風が強かったこと いいわけにしていいでしょう

いつかはあなたのように強くなりたいと思った
あなたのこれからをずっと見ていたい いつまででも
幸せが私の恋に一つだけ教えてくれた
あなたが好きということ それだけは、いいわけにしていいんだよ
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