Mother

真夜中に虹の橋が落ちる
舞い降りる七色のカケラを
音もなく踏みしめて行く
遠い夢のはばたきにはこばれて

ふりむいて街のあかりを見る
うずくまり 祈る人のように
ゆれながらまたたいている
そしてふたり何をみつめればいい

降りつもれ あたたかな光よ
生まれ落ちる 君と僕のために
おさない手を ひいた丘の上へ
つづく道 そっと照らしていて

ゆれながらまたたいてる
そしてふたり何を見つめればいい

夏の雨 青い草と木の音よ
冬の窓の 低い雲の道
降りつもれ あの日のかがやきよ
生まれ落ちる 君と僕のために
おさない手に ふれたやさしさで
少しだけ 少しだけ 抱きしめていて
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