わかれ道

ああ 君の長い髪と
胸のふくらみを
愛して 時は流れた

つい きのうまでは
もうもどれない 道二つ
分れて 歩き始めて
別れたことに気づいた

ああ ぼくの心の中に
寂しい椅子がある
そう昔 君もそこに
すわっていたんだね

ああ 君といた頃は
誰にも 愛は一度
めぐると知っていたのに

ああ 六本木の街に降る雨が
街ゆく人達の 肩を濡らして
も少し早く ほんとの愛を知ってたらと
誰もが後悔しながら 歩いてる

ああ 君がいた頃は
酒にも 飲まれることは
なかったことに 気づいた
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