美しい人

紅く燃え立つ 木々の話し声が
そのやわらかい 髪に問いかけてた
ほおづえついて 遠く微笑んでる
ふと見せる その君だけ憶えてる

僕じゃ君を そんなふうに
美しい人にはできない
想い浮かべたその人に
もう会えたかい?

好きでいさせて 嫌いにさせないで
偽る笑みの 君を逃がしたんだ

愛してると言われるほど
哀しみは なぜ溢れただろう
引き寄せても 抱き寄せても
君は遠くて…

長い月日が流れても
この風は 想い呼び覚ます
今は行方もわからない
探すこともない
いつかの君へ

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