兵士の休日

たったひとつの
まがいのない愛で
夜空へ導いて

幾千もの瞬きが
時を越え降り注ぐ
仄暗(ほのくら)き胸のしじま
潤されるよう

光が咲き溢(こぼ)れ
大地を満たす日へ
さすらい歩いている
声なき声

ねえ 分かり合いましょう
深いぬくもりで

忙しそうな
瞳逸らさぬよう
聖なる夜の旅へ

見果てぬ夢 胸に抱き
ひとりきり 何故行くの?
争ったその後には
何が生れるの?

誰もが傷ついて
痛みを知るのでしょう
愛するその人の
為に全て

ねえ 分かち合いましょう
深いぬくもりで

揺るぎない手を
差し伸べる勇気が
愛を結ぶ日まで

ねえ 分かり合いましょう
深いぬくもりで

たったひとつの
まがいのない愛で
夜空へ導いて

揺るぎない手を
差し伸べる勇気が
愛を結ぶ日まで
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