After you

せまい部屋にモノだけがふえてく
思い出とも ともに住めなくなる
みおろした足の踏み場
これが今の自分

ずいぶん前に逃げた青い鳥
バルコニーから見える青い空
私にはどれも遠い
これが今の自分

君のいない部屋で一人泣いていても
とりかごの小さなブランコを揺らすだけ
優しい人に優しくされる事にさえ
ただ ただ 困るフリ

理解した筈、と先へ進んだ
現実はつめたいな、私には
甘えてるといわれても
「おいていって下さい…」

好きだった人 まだ好きな人
どちらでも同じ もういないなら
ひとりぼっちで 誰に
強がるのでしょう

あとどれくらいの悲しい日々を
この部屋で忘れずにいたのなら
いとしいあなたのもとへ
召されるのかな

秋も冬も君の声で泣いていたよ
覚えてる限りのおしゃべりをうたって
彼の名前を呼ぶ私のおうむ
ただ ただ くりかえしで

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