飾りなき普通の町に生まれ
数ある普通の日々を送る
飾りなき普通の嘘を並べ、これがまた
数ある普通の甘ったれた男

可もなく不可もなく、ただそれとなく、
その流れに押され
たどり着く回り道、帰るべき足跡が

少なかれ多かれ時流れ
数えは道草に待ちこがれ
めぐる花みたく遠ざかるどこまで
深く染み渡る空気の中響けば土壤の声
あおる風に、流されぬよう
IT IS THE BEAUTIFUL DAY

こよいの、月は、また眠らせてくれそうにない。
空を、裂いて、風見鶏変えようか
がむしゃらに笑う声が、足早に霞んだ雲が

濁りなき水面に映る影
祈りは波そろえ、描き伝え
おちる花みたく遠ざかるどこまで
深く染み渡る空気の中響く鳥どりの声
あおる風に、かき消されぬよう
IT IS THE BEAUTIFUL DAY

見渡す限りの山々と懐かしき香る風
走りすぎた町に、土踏まず。過去の日々

濁りなき水面に映る影
祈りは波そろえ、描き伝え
おちる花みたく遠ざかるどこまで
深く染み渡る空気の中響く鳥どりの声
あおる風に、かき消されぬよう
まっすぐな大地と真っ青な空
こぼれる日差しを背に、かげろう 争うこともなく
深く染み渡る空気の中響く鳥どりの声
あおる風に、飛ばされぬよう

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