Judgement 死神のKiss

とけるほど、甘い香がたちこめる部屋
理性を雲らせるワナ、悪いくせが出て来そう
求めれば…求めるほどに酔しれてしまう
気にも止めないKiss 気が付かない”傷跡”

彼女が冷たく笑う「死神にでもとりつかれたの?」
「まだわからないのかしら…とぼけないで首の傷は何よ!」

その言葉に”虚”をつかれたような気がした
まさかと思いながら苦笑い…無意識に…「目をそらすのは何故なの?」
鏡の前で立ちすくんでる僕の瞳に映る
”死神のKiss”と言えるべき逃げられない、消える事のない証拠

まだ見ない まだ見ぬ未来 想像もつかぬ未来
そこには何があるの?”鬼が出るか蛇が出るか”
強がれば‥‥強がるほどに見すかされてしまう
Jokerを破り捨てて逃げる事はできないの?

苦しい いいわけをくり返す”おそらく理解はしてくれない”
「そうなの…」と静かになって それはただの嵐の前の静けさ

僕はただ何もできない人形のよう
もてあそばれるのは慣れてるけど”M”じゃない、
だけど彼女を止められない
鏡の前で立ちすくんでる僕の瞳に映る
”死神のKiss”と言えるべき 逃げられない 消える事のない証拠
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