裏窓

どうしてなの そんなに失望をしたのなら
捨ててしまえばいいのよ
毎晩でも触れていた 私のこの肌を ここに置いて…
長すぎた2人の生活を こんなにも簡単に 私は裏切った
なんて 卑しくなってしまって…

夕闇に染められたこのテーブルが
疲れて うつむくあなたを映すたび
数えきれない痛みが 溢れ出すけれど

この心に生まれた新しい愛しさは
あなたとの日々を
ただの無駄なものに変えてしまったのよ
悔やんでよ…私という身勝手を愛してくれていた
温もりを無惨にも 踏みにじって行ける
そんな程度よ この私は…

悲しみに暮れてゆく あなたの肩を
この手で 抱きしめることも
もぅ 決して 許されないわ
こうして そばにいる事も

夕闇に染められたこのテーブルが
疲れて うつむくあなたを映すたび
数えきれない痛みが 溢れ出すけれど

悲しみに暮れてゆく あなたの肩を
この手で 抱きしめることも
もぅ 決して 許されないわ
こうして そばにいる事も
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