Atarashi Koto

かすれた話に優しさが増し
集めた頃には華やいでいる

決めて やがて
そして 目掛け

落ちたら戻って来れないだけで
底ならすぐそこ輝いたまま

始めてみる 新しい事
飾り始める 部屋を囲む陽

差し引く長めの境界線を
なぞりなぞる午後

決めて やがて
そして目掛け

曖昧な含みで数えて増やす
内心の痛みは分かっているの

始めてみる 新しい事
飾り始める 部屋を囲む陽

新しい事なんて
陽射しで殺せるもので
溢れてるよ転がり続け
虫が鳴く

あからさま 静かな夜は
隠れても見つかるだけで
陽が落ちた頃思い出し
どちらでも...
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