ホラルナ

青い月が空の碧に とけるころには きみもねむる
長いまつげがまっすぐに 影を落として 胸にささる

僕が君にひかれたのは 痛いくらいに純粋だから
眠ったまま のばした手が ほおをつたわる涙をとめた

ホラ 窓辺には 白い野バラが咲いた
ルナ 青空は まるで君のこころみたい

夢のなかからつれてきた 優しい気持ち 君にあげる
そしてできれば悲しみは 二人のために分かち合いたい

ホラ 永遠に解けない魔法かけて
ルナ 声をたてず 胸の中で唱えて「ずっとこのまま」

ホラ 永遠に解けない魔法かけて
ルナ 声をたてず胸の中で唱えてみる

僕が君にひかれたのは 痛いくらいに純粋だから
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