親知らずが痛んだ日

ほんの小さな誤解から
長びいていた あのケンカ
仲直りの電話の日に
痛み出したの 親知らず

「ごめんね…そうぢゃないってば
…ちがうの 何故わかってくれないの?
また一方的に切らないで!!
やっと素直になれたのに…
…ねェ もしもし!!
……もしもし!?」

あんなの 別れちゃいなって
みんながあなたを悪く言うたび
引っ込みがつかなくなるなんて
どうかしてたの あの頃は
失くしたあとで 気が付いたのよ
そう何気ないあなたのやさしさ
mm mm

ほんの小さな意地張って
こわれて行った ふたりの恋
あなたのこと好きだったの
今までのなか 誰よりも
たぶんずっとね 誰よりも
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