松竹梅

松は喜び 夫婦(めおと)の松は
心ひとつに 春を待つ
生きてゆく身が 悲しい時も
苦労くの字を 分けあって
笑顔 松葉の ふたり連れ

竹は長寿(ちょうじゅ)よ そのしなやかさ
積る雪など はね返す
ほめてほめられ ふたりの仲も
節目節目(ふしめふしめ)を 大切に
生命(いのち) 長持 祝い唄

梅にうぐいす 末広がりの
声に鶴亀 舞い踊る
千代に八千代に 連れ添うならば
共に白髪(しらが)の はえるまで
薫(かお)る想いが 夫婦びな
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