永遠の海

さんざん 遊ばせてくれた夏の太陽も
すっかりくたびれて 憂い浮かべ
秋を呼んで 静かに沈んでゆく

その時水平線には 郷愁の色鮮やかに
季節の終わり告げて
せいいっぱいの名残り惜しさをこめていたよ

砂浜に座り ひざをかかえて少年は
海とふたりきり 夏がゆくのを
見送っていた「また来年」と叫び

涙があふれてくる さびしいわけもないのに
命あるものの心は
永遠と云う言葉が好きなのさ

涙があふれてくる さびしいわけもないのに
命あるものの心は
永遠と云う言葉が好きなのさ

その時水平線には 郷愁の色鮮やかに
季節の終わり告げて
せいいっぱいの名残り惜しさをこめていたよ
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