愛と背中に なぞった指が
昨夜(ゆうべ)の嘘を 伝えてる
肌が感じる やさしさは
男の罪の 裏返し
いっそつれない つめたさで
今夜は抱いて ほしかった

あまりあなたが いい男(ひと)すぎて
信じていても 不安なの
熱いいとしい くちびるが
かわいた胸に 火をつける
惚れた弱みの 倖せが
いつまで続く はずもない

夢を涙を 女の意地を
占うような 夜(よる)の雨
愛があるから 燃えるのか
燃えれば愛と 言えるのか
愛をはかりに かけるより
死んでもいいと 思いたい
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