The night has pleasant time

哀しい! 今、両手頬に押し当て
固く閉ざした瞳に震える 暖かな涙で描く
薄弱な夜明けよ

悲しいイメージが浮かぶ
”どうせ二人は結ばれない”

時々、訳もなく わたしだけ寂しくなる
ひどく、何もかも諦めた気持ちになるの

青空から現れて横たわる 柔らかな羽根を休めて
舞い降りた乙女の友よ その翼が欲しい

幾つの矢を射ても 追いつけないわ
星のまばたきさえ!

まばゆい金の杖 永遠の一秒だけ
夜よ、そばにいて 月影の幻でもいいから

夜よ、そばにいて この胸が切なくなる
霧にくすぶった 月明かりが照らすあの道が
幻でもいいから

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