また、堕月さま/mata,otsukisama

フラスコの空は透明に 僕ら その底で不純物
思い出も馬鹿みたい 隠したり見せびらかしたり
忘れちゃうくせに 多分
既読してるのに かくれんぼ 数を数えては返事待ち
気にかけてよ ほっといてよ めんどくさい 自意識は過剰
絡まれ小指の糸

目に映るものは要らぬこと 目に浮かぶものばかり追うの

嗤う月 夢と現 区切るのは言葉だけ
繋がらぬこゝろだから この闇の意味を知り
指切りで契ったのは すぐ側の遠いところって
気づいたら 憂い 憂い

攫われて空はがらんどう どこかよく似てる心模様
あれこれと邪魔だもの 思い出は 残像だらけ
騙されてたいけど無理

遊び歌 しょせん嘘ならば 花がただ枯れていくように

嗤う月 零れて夜 問いかけど答えなく
忘れてく理だと 茫漠の理由を知り
指切りで千切れたから すぐ側は遠いところへ
消えそうで 奇麗 奇麗

記憶はあてにならないでしょう いずれ朝巡りぬ

嗤う月 夢と現 区切るのは言葉だけ
繋がらぬこゝろだから この闇の意味を知り
指切りで契ったのは すぐ側の遠いところって
気づいたの 何故?

嗤う月 零れて夜 問いかけど答えなく
忘れてく理だと 茫漠の理由を知り
指切りで千切れたから すぐ側は遠いところへ
消えそうで 憂い 奇麗
×