A Few Incisive Mornings

あなたの後姿あの頃より背筋伸びていた
後ろから見てる僕はなぜだろう涙が込み上げた

毎月変わる花瓶の花
今月は一体何を生けるのかな

心に咲いていたスミレあの頃の白さはもうなく
いつか
あの日の台所は今じゃ知らない誰かの物だよ
いつか

油絵のような僕のこの寂しさは今何色だろう
あの時見た夕日は今ではビルが邪魔見れやしない

毎月変わる花瓶の花
僕はもう水をかえなくてすんだ

僕が選んだこの筆であの頃の青さを描いて
いつか
喧嘩をしたあの部屋はもう誰かの幸せに変わって
いつか

あの時見た横顔とても綺麗だったけれど
記憶は押し花のように飾る事しかできないものだった
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