静寂の朝、君といる世界。

真夜中バスの窓の 僕を照らす光は
君のいる街の灯りに見えて ただずっとずっと眺めていた

二人は心の糸 手繰(たぐ)り寄せるみたいに
ただ想いだけ届けたあの夜

あれからどれほど時が流れても 変わらない

ほら君の手を ぎゅっと握りしめれば 始まる君と僕の未来だ
祈りを込めた指先を絡ませて ほどけないように 忘れないように
静寂の朝 この世界で 二人きり

何かを変えることで 踏み出せたこの道は
とても一人じゃ歩けなかったな

ねえ 今君に出来ることが何かあるかな…

こうして今も ずっと流れているよ 耳を澄ませば聞こえるメロディー
君と二人で夢見てた あの日の未来が確かに 今この場所で
折り重なって生まれてくよ 今日も明日も

まだ知らない 時空のどこか彼方に 隠れた二人の鼓動のリズム
探してみたいよ 一人では知らずにいた世界だって 君が一緒なら
きっと歩いてゆけるから どこまでも
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