花まる女節

寒さにたえぬき 咲いた桜(はな)
あわれ夜風が 散らしてく
惚れて尽くして 泣かされた
恋はこの世の 廻りもの
パッと咲いたら いいじゃないか
パッと散るのも いいじゃないか
粋(いき)で支える 花まる女節
そうよ過去(きのう)はふり向かぬ ふり向かぬ

故郷(ふるさと)はなれて さまよえば
浮世情けが 身にしみる
他人(ひと)の言葉に さとされた
夢は一つで 終わらない
パッと飲んだら いいじゃないか
パッと泣いても いいじゃないか
何をくよくよ 花まる女節
そうよ笑顔で春を呼ぶ 春を呼ぶ

こちらと思えば まわれ右
なぜか人生 遠まわり
いつも満点 望めない
自分らしさが 宝もの
パッと生きたら いいじゃないか
パッと翔(と)ぶのも いいじゃないか
元気前向き 花まる女節
そうよ明日(あした)はいいことが いいことが
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