手ごたえのない愛

君以外 今は見えない 無理なのは百も承知だけれど
もうそんなに悲しまないで 運命を僕は恨むよ
カーブ曲がる 揺れる横顔 もう忘れて 終わったことは

手ごたえのない愛と知ってて 混乱させてるだけだね 急かしてゴメン
見上げた空に 風が吹いたら 二人だけの場所(くに)へ行こう
彼奴のためなら 泣かないで これ以上

街中走り 虹を探した 顔を上げていて欲しいから
迷路みたい糸口のない 道化者さ それもいいだろう

甘くせつない夏が過ぎてく 書きかけの歌もそのまま… 渡せなかった
沈む夕陽に 消える身体を 強く強く支えるから
誇り高くいて たとえ傷ついても

僕を見てて もう大丈夫 君が少し笑った

手ごたえのない愛と知ってて 混乱させてただけだね もう言わないよ
時間は優しく 傷を癒すけど 必要ならここにいるから
涙を拭って 自分でカタをつけて
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