クラスター

ソワソワしてる
こちら近付く足音
響いて
響いて
鼓動内側から
鼓膜を叩きつける

キリキリしてる
街中のアンデッド僕を
狙って
狙って
襲われない様に
遠ざかるの息潜め待つ

『何でこうなったんだっけな?』
そう考えてる隙に
奴らに取り囲まれてる

さぁいっせーので
飛び掛かって来たクラスター
為す術無いな
好き勝手引き割かれて
咀嚼音がやけに
耳に残った
この記憶
心 魂
何処に流れてくの?

ザワザワしてる
さっきまで魘されてた
悪夢の
余韻で
只でさえ現実
辛く苦しいもんだってのに

モーニングコーヒー1杯で
何もかも
リセット
リフレッシュ
出来たら良いのに

さぁいっせーので
配役熟し出すクラスター
こう言う僕だって
傀儡と変わった一人
一生布団包まって
眠ってたいな
そんな事
叶うわけなく
自分に鞭打っている

『素晴らしき人生』
誰の台詞だった?
僕には希望
見えない

さぁいっせーので
集い馴れ合うクラスター
そうしなきゃ僕も
アンデッドの扱いされて
一人じゃどうにも
生きちゃいけないな
寂しさ
に比例して
自分擦り減らしてる
この記憶
心 魂
誰の為にあるの?
嗚呼
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