三月の分かれ道

三月は冬の忘れもの 橋を渡れば
白い息 ほら 北風がさらう
君はゆっくりと 振り返ったけど
突然の涙で 何も見えなかった

また逢う日が きっと来るよね
分かれ道で サヨナラを二人選んでも
君がいない いない明日が
招くように 夕焼けの先で僕を待っている

四月には咲く花のように 笑顔になれる
新しい暮らしを どうか大事にして
変わるたび人は 強くなれるから
優しさと君らしさ 失くさないでいてね

歩いてゆく 君の背中が
小さくなる 駆け出してしまうこの想いを
光る風よ 届けてほしい
いつか二人が もう一度めぐり逢うその日へと

また逢う日が きっと来るよね
分かれ道で サヨナラを二人選んでも
君がいない いない明日へ
歩き出そう 夕焼けの先で僕を待ってる
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