裸の王様

幾重にも重なる轍の道の行方には
鉄格子の窓に見つけた金色の庭

日が昇るのも沈むのも目をくれないで
飛び立って行けるあなたは
天を舞う鷹のよう

どうかその戦いをやめないで 怖くても
夢の中のことでも ここになくても

隣にある季節にさえ逢えないように
旅立って行けるあなたは
裸の王様

どうかその戦いをやめないで 一人でも
夢の中のことでも それがなくても

いつの間にか私の心は蝶になって
鉄格子の間をすり抜けていくだろう
そこで見つけるものは
あなたの見たものでも
私の思うものでもないはずよ
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