羊飼いの少年へ

首から下げてる汚い笛で
私を自由にできると思う? バカね

犬たちに見張らせて お昼寝してる
退屈で死にそうな 私には気づかない

ねぇ オオカミがきたときばっかり
追い払う 呆れちゃうわ

私はとてもファニーフェイスだから
大人になったのわからないでしょ? 少しも

モコモコの毛を刈って裸を見てよ
グラマーで驚くわ あなたなど もういらない

さあ オオカミに食べてもらうわ
年老いてしまう前に

草ばかり食べさせて安心してる
その草で幻覚(ゆめ)を見る 私には気づかずに

そう オオカミが教えてくれるわ
快楽のすばらしさを

さあ オオカミよ骨までしゃぶって
年老いてしまう前に
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