開戦前夜

都会にいる ほとんど寝そべってるカンジに近い
そりゃもうKEMONOのようなスタイルで
なーんも考えとらん 脱力感。空白の脳。虚無。
ピクリとも起こらんやる気。
以上、全て嘘偽りである。実際これらの反対の状態に今俺は、いる。

負けの気分と裏返しの余裕を持って 俺は攻撃の感覚を呼び覚ます
無駄でジャマなだけの思想を引きずり落とす
打つ手が山のようにある 相手の出方がだいたい分かる
勝ちにはいかない もうションベンくせえから
乾ききった女の股ぐらのようだから そんな俺も乾いていた
ずっと湿度がまるで足りんかった

勝った負けたの猿芝居 行方は俺も貴様も気が違い

危険察知能力 色欲にもうろくしておったらのっぴきならんほどの致命傷を
負うのを回避するため必要な経験則
研澄ました予感にしたがって働く行動力
あいたたた…やった。痛みを感じることが出来た。
感じる~感じる~痛みを感じることが出来る

勝った負けたの猿芝居 行方は俺も貴様も気が違い

開戦前夜のこのカンジ 活発な細胞活動
ずーっと続くこの具合の良いテンション
冷静だが何かを燃やし続けている
脳がユれる 電気の力 そしてシビれる 興奮電気を欲している

勝っても負けても 己の勝負
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