私が今日泣いたことは、桜のせいにして

まだ寒さ残る 三月の夜道を
ぽつり ぽつり 歩いている 少しだけ酔ってるみたい

月明かり照らす 桜の花びらは
それは それは 綺麗だったな 君ならなんて言うのだろう

どうしても言えなかった「そばにいてよ」って
そして君は咲くのを待たず 遠く消えた

桜なんて嫌い 散っちゃえばいいのに
だって今日も君の姿を思い出してしまうよ

叶えたい夢は ここには無いってこと
ぽつり ぽつり 呟いてる 君の顔を見れなかった

約束したよね 目黒川に行くって
あれは あれは 私にとっての 夢だったりしたんだよ

好きなものはどうしても好きなままだよ
君はいつもずるいよ 嫌いになれないよ

桜なんて嫌い 散っちゃえばいいのに
だって今も君の姿を思い出すの
胸が痛いんだよ 胸が痛いんだよ
君がいない ただそれだけで こんなに苦しいなんて

私が今日泣いたことは、桜のせいにして
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