殺風景な夜に涙で濡れた花束を

殺してくれよ こんなにも苦しくて辛いなら
揺れた心も 冷たい風も まだ温度が残る肌も

翳って見えるのは笑顔か キラキラ光るのは涙か

感情を手繰り寄せて
手のなる方へ 遥かげに濡れる
心情を探り触れて
思い出させて 優しい話を

逝かせてくれよ こんなにもいじらしくて遠いなら
あの日のことも 未だ見ぬ明日も 指を切った二人の夢

目を閉じれば ほら、笑って
目を開けば あー、息が洩れる

愛情を翻して 涙に変わる
例えば今、炎上で夜を照らす
朱く染められて ふと浮かぶんです
あなたが

曖昧な距離をいつまで保てば あなたの心に突き刺さる?

幻想を破り捨てて 始まりの時
気付けた今、もう嘘はいらないから
何を考える 分かってる 愛情を翻して 涙に変わる
例えば今、炎上で夜が更ける
朱く染められて 泣きそうさ

あなたが
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