保津川下り

彩(いろ)づく紅葉(もみじ) 砕(くだ)けるしぶき
保津川下り 嵐山
あの日と同じ 道をたどって
思い出してる 湯あがり浴衣
この手で抱いて 離しはせぬと
なんど悔(くや)んだ 男のこころ

醍醐(だいご)の桜 いにしえ偲ぶ
腕くみ登る 東山
情が通う めぐり逢いなら
一緒になりたい 今すぐにでも
夢見る明日(あした) 生きてるかぎり
誓う目と目に いとしさつのる

木屋町あたり 肩寄せ歩く
お前の笑顔 久し振り
今度はきっと 何がこようと
守ってみせるよ 命のかぎり
鴨川ぞいを より添いながら
雨の夜道に 燃えてる灯(あか)り
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