バンビ

開いた目の中に
届いた七色の雫は
音も無く
悲しい時間でも
楽しく生きられるようにと
揺れる三日月

そっと
柔らかい物を掴むように
もしこの身が砕けても
守り抜きます
ニヤニヤしながら見つめているのは
愛おしい気持ちが
押さえきれてないから

騒がしい宴さえ
水面の上で終わってゆく
運命で
いつかね 疲れてさ
呼吸を忘れても
あなたは水芭蕉

夕焼け小焼けと
夢中で遊んでる
そんな背中を
ぎゅっと包み込んでみる
振り返った顔が
恥ずかしそうに笑う
この幸せな時を
何に例えましょう

お腹の音がした
シチューが恋しくて
ドアを開けたままで
バタバタと おかえり

そっと
柔らかい物を掴むように
もしこの身が砕けても
守り抜きます
ニヤニヤしながら見つめているのは
愛おしい気持ちが
押さえきれてないから

ラララー
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