硝子のベッド

行かないでって もう 口にしないわ 叶ったことないから…
愛することも 愛されることも 少し休みたいの

不思議ね あの夜が 遥か夢の彼方に思えるわ
いいのよ このままでも、なんて
結末のない映画のようね

扉を閉めて 震える肩包んでほしい
こんなに近くにいるのに 涙の色 見えないの?
硝子のベッド 抱かれるたび こわれる心
滲んだ星屑みたいね
すぐ消えそうで 好きと言えないの

タクシーを止めて 流れる街を 黙って眺めてるの
言葉はいらない 引き寄せる手が強いから このまま…

あなたの目にかかる髪を いたずらする風になりたい
いいのよ 悲しくない、なんて
強がってもわがままなだけ

扉を閉めて 凍える首筋にキスして
こんなに近くにいるのに あなたの顔 見えないの
硝子のベッド 抱かれるほど 冷たい鼓動
こんなに夜は暗いのね
だから怖くて 好きと言えないの

扉を閉めて 震える肩包んでほしい
こんなに近くにいるのに 涙の色 見えないの?
硝子のベッド 抱かれるたび こわれる心
滲んだ星屑みたいね
すぐ消えそうで 好きと言えないの
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