ブルースプリングティーン

放課後の街 あてもなく歩く
下り坂の谷の底吸い込まれてく
机上の論理、理論、定理なんかじゃ
証明できない やり場の無いフラストレーション
日々机に齧り付く度に
増える「?」を「!」に 変える
そんな素敵な事件を
ずっと探しているeveryday

誰にも縛られたくないと
憧れた歌に重ねて
黄昏に染まってる僕は
どんな風に見える?

誰にも言えない秘密をまとって
どこかに危険を隠し持っていなくちゃ
足が速くて背が高いだけじゃ
きっとあの娘は振り向いてくれないな

テスト前しれっとまわしてもらった
コピーノートに並んだ文字は
とてもキレイでなおさらに僕は
あの娘に惹かれていくeveryday

陽のあたる窓際の席で まどろむしぐさに見とれて
声すらかけられない僕は
ダサいな ダメだな ONE SIDE LOVE!!!!!!

(You can go any way you want) (Don't worry you go your way now!)

陽が落ちた歩道橋の上
流れる車を眺めて
たそがれてる僕の姿に誰か気づいて!

誰にも縛られたくないと
逃げ込んだ夜は寒くて
とりあえずおなかも減ったし
そろそろうちに帰ろう

いつか歌い飛ばせりゃいいな
そんな感じのティーンエイジブルース
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