アマオト

雨音が奏でた憂鬱な音 君の心を曇らせた
なら僕は空に虹が出るまで
聞かせるよ 愛のうた

五月の午後に 降り出す雨と 気だるい君の横顔

手にしたギター つま弾くメロディ 指先、音符が響きだせば

君だけにしか届かないように
優しくそっと口ずさむ 瞳、閉じて

雨音に隠した愛の言葉 きっと君にはわからない
なら僕はずっと唱っていよう
側にいるその意味を 二人が繋がるように
聞かせるよ 愛のうた

流れる水が 絵の具のように 窓辺の花に零れる

言葉を包む 拙いメロディ 耳元、音符が響きだせば

僕だけにしか作れない曲
傘の代わりには なれるだろう 瞳、閉じて

雨音が奏でた憂鬱な音 君の心を曇らせた
なら僕は空に虹が出るまで
側にいるだけに 二人が寄り添えるように
聞かせるよ 愛のうた
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