AQUARIUS~LET THE SUNSHINE IN 帰墟~

空に溢る天の河 限りに注げど
無増無限なる際涯(そこい)知らぬ堅(たに)

溶けて消えゆく 遠き調べは 遠き調べは Ah-
AQUARIUS AQUARIUS

中空に玻璃(はり)の ともしび白々と 錦糸粛(きんしゅう)の帳(とばり)
裾の紫も 染めかわる空の 夕陽も其処(そこ)に夜(よる)
AQUARIUS AQUARIUS

神代ながらの浪の音 幾億万里に
八重潮(やえしお)の落ち方 霞むを見やれば

裂けて暮れゆく はるけき彼方 はるけき彼方 Ah-
AQUARIUS AQUARIUS
AQUARIUS AQUARIUS

Let the sunshine,
Let the sunshine in,
The sunshipe in,

八紘荒野(はっこうきゅうや)の 水尽くし
至人(ひじり)が萬言(たとえ) 今ここに
名付けて帰墟(ききょ)と 言うとかや

声も乱れて 浦の門(と)に 岩波騒ぐ 夕あらし
すさまじかける 風情なり 風は諸国を 吹き廻る

又は染めかわる 空模様 雲の真袖(まそで)の 綻(ほころ)びみせて
斑雲(まだらぐも)り変るは 秋の空の癖 雨よ降れ降れ 風なら吹くな
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