サクラナミダ

花びら舞う季節 シーソーの左端
「ずっと一緒にいよう」と ゆびきり交わしたね
ちいさな手のひら おおきなランドセル
アルバムの二人はいつも笑ってた

袖の余る 制服着て
ふざけあってた 胸のときめき誤魔化すように

サクラひらり 儚く落ちた
ずっと知らないフリしてたの 気づきたくなかった
サクラひらり 離れた手と手
叶わない 分かってる 春風が吹いた

花びら舞う季節 シーソーはもういない
分かってたよ さよならが近づいていること
君が昔のまま 無邪気に笑うから
当たり前の二人が続く気がしてた

夢に向かう 君のこと
応援してるけど 寂しさが胸しめつける

ナミダぽろり ひとひら落ちた
きっと信じてなかったの 嘘だと願ってた
ナミダぽろり 離れた手と手
「行かないで」「側にいて」春風に溶けた

ねぇ君は覚えてる?
ゆびきり交わした 幼い頃の約束を

サクラナミダ 儚く散った
もっと一緒にいたかった 叶わない約束
サクラナミダ 溢れ落ちてく
知らなかった こんなにも君のこと好きだった

サクラひらり 花びらが舞う
ずっと笑ってた君だから 笑顔で送り出すよ
サクラひらり あの日のように
ゆびきりして 約束しよう 未来叶う日まで
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