信号

明日も雪が降るかな こんなに降るなんて久しぶりだよね
今日は本当に寒いね 窮屈なポケットに君の手を入れた
頭の中なんて空っぽで嘘で紙くず 一生懸命
言葉を並べて話してただけさ 見透かされたくない
白い息が揺れる

愛なんて知らない君の本当もわからない
あたしがいつも付けてるキーホルダーは君じゃない
笑った顔が見たいあたしといつもの道の角を曲がって
二つ目の赤で手を繋いで

涼しい風が香って 陽射しで少し灼けた髪を結んだ
ベランダで夏が踊る なにげない一瞬をただ想ってた
心の中なんて誰にも見えない 毎日すりむいてばかり
君の様にあたしもなりたいんだ だけど言いたくない
こっち側に触れて

泣き叫んでみたり初めてにぶつかったり
君の指に巻き付く糸の色になっていたい
逢いたいじゃ足りない あたしといつもの時を刻む針の音に
この心臓重ねて

愛なんて知らない君の本当もわからない
あたしがいつも付けてるキーホルダーは君じゃない
笑った顔が見たいあたしといつもの道の角を曲がって
二つ目の赤で手を繋いで
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