途方もないから

今夜はもう遅いよ
月がまた高くなった
一息ついたら窓をあけ
静かな夜をごらん

ベッドの中に消えて
眠りの国へ行こうよ
僕はずっとそばに
君のそばにずっといるよ

愛で満ち足りることはない
それで不安にもなるから
そう、途方もないから 愛は
自分は嘘をつくくせに
人の言うことは何でもすぐ
君は信じてしまうからね
途方もないんだ

こんがらがってぶつかって
巻きついたり離れたり
昨日や今日はもう去って
二度と来たりはしない
ベッドの中へダイブして
君と僕二人きり
すべてを投げ打って
すべてを投げ出して
眠る

愛で満ち足りることはない
それで不安にもなるから
そう、途方もないから 愛は
自分は嘘をつくくせに
人の言うことは何でもすぐ
君は信じてしまうからね
途方もないんだ

しじまにリズムを与える
君の寝息がふと止まってしまう

愛で満ち足りることはない
それで不安にもなるから
そう、途方もないから 愛は
自分は嘘をつくくせに
人の言うことは何でもすぐ
君は信じてしまうからね
途方もないんだ
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