慕情…いとしき日々

音もたてずに 雪が舞う
春の足音 まだ遠い
はく息の はく息の
けむる明かりの 向こうには
別れの影が あぁ涙を誘う

星も見えない 夕霧の
夢の彼方に 愛を知る
思いでの 思いでの
春の日和(ひよ)りの あの頃の
よりそう君の あぁ眩(まぶ)しさ浮かぶ

月の夜空を 見るたびに
星の流れの 切なさよ
温もりの 温もりの
今もあの愛 あの笑顔
いとしき日々の あぁ思いを偲(しの)ぶ
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