悲恋華ブロッサム

あれは良く暗れた日の事でした
8月の蝉が鳴く頃に
私はただただ泣いていた
泣いてた理由は忘れども

私に優しく手をかけて
なでてくれました

あの頃のようにずっと想い続ける
叶わぬ恋知りながらも
名もなき歌を詠み続けるのでしょう
名もなき華咲け桜吹雪
貴方へ仕えてる「誰よりも」でいたい

いつの間にか大人になりました
幾度幾度貴方を想い
私はただただ焦がれてた
狭い籠に飼われた身でも

いつしか貴方の目がここに
向けられるように

あの頃のようにずっと想い続ける
側にいれるだけでいいの
名もなき女は待ち続けるでしょう
名もなき華舞え桜吹雪
貴方へ仕えてる「誰よりも」でいたい

あの頃のようにずっと想い続ける
叶わぬ恋知りながらも
名もなき歌を詠み続けるのでしょう
名もなき華咲け桜吹雪
貴方へ仕えてる「誰よりも」でいたい

名もなき華枯れるまで「誰よりも」でいたい
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