怖がっていたんだろ 偽物だと言われることを
信じきれずにいたんだろ 誰よりも自分のことを

湖のほとりに立って 冷たい風をあつめてる

おれたちの何かがいま 変わろうとしてる
通り過ぎた季節だけが 美しく見えるのはなぜ

つかませてやればいい いっそのこと おまえの弱みを
隠してるものから 縛られたままだと 気付いてるなら

おれたちの何かがいま 変わろうとしてる
通り過ぎた季節にただ 指の先で触れる

波ひとつない 穏やかな時は流れて
思いもしない 結末を運んでくるだろう
どうなってもいいさ

湖のほとりに立って 透き通る水に心をひたして

おれたちの何かがいま 変わろうとしてる
通り過ぎた気持ちはただ 指からすり抜けてく
戻らない 戻らない 届かないところまで
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