ほんとうの恋のお話

あのもみの木の枝にすわって 月のしずくあびて手をのばして
ほんものの星 ひとつみつけて てっぺんにかざろう

ほんとうに だいじなもの やっと やっと みつけたよ
それは さみしさを ごまかすのじゃなく
こころの奥のほうでつながってること

くつしたに夢を ふたりにキスを もういちどもういちど届けてください

ずっと前の絵本の世界 銀の雪光 ふたりを照らして
つないだ手のこのぬくもりを 2度と失わぬように

ほんとうに恋すること やっと やっと わかったよ
それは悲しみを まぎらわすのじゃなく
こころのあかりともし とかしてあげること

目には見えない でも たしかな想い あなたにあなたに届きますように

あのもみの木の枝にすわって 月のしずくあびて手をのばして
ほんものの星 ひとつみつけて てっぺんにかざろう

くつしたに夢を ふたりにキスを もういちどもういちど届けてください

あのもみの木の枝にすわって 幸せの木の実 ならべて
ひとつひとつ こころに刻もう ふたりの糸とぎれぬように

あのもみの木の枝にすわって 月のしずくあびて手をのばして
ほんものの星 ひとつみつけて てっぺんにかざろう
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