瑠璃色の夜明け

都会が見える ラウンジの窓
あなたは 何を 見つめてるの

イヤリング はずしたままで
誰にも言えぬ 恋に迷う

あなたの 素敵な 横顔見てれば
悲しいことは 何にもないような 夜明け

グラスに映る 高層ビルを
飲みほすように ドライマティーニ

後悔の言葉はやめて
もう少しだけ 愛したまま

あなたと過ごした 熱い余韻が
二人の胸に残って 息苦しいね

さっきまで いたあの部屋に
言い訳さえも 捨ててきたよ

今さら どうなるものでもないさ
煙草の煙りみたいに 唇に洩れた

あなたの 素敵な 横顔見てれば
悲しいことは 何にもないような 夜明け
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