あくび

忘れようとしていた日々のこと
吐いては積もる形の無い記憶

憧れてたあの場所も大したことはなくて
がっかりしては自慢げに話す

あくびをして乗り込んだ知らない電車は
何処へだって行けたはずなのに

眠らず音を鳴らす夜の日を
繰り返すいつものことさ

あくびをして乗り込んだ知らない電車は
何処へだって行けたはずなのに
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