最終列車は汽笛を鳴らす

最終列車の車窓を覗いて
過ぎ行く灯を見ていた
向かい合わせの座席に並んだ
僕らは黙りこんだ

出会った時の会話を思い出す
「いつかあそこのデカイステージで」
「もちろんさ」固い握手をしたけど
約束は今もずっと果たされぬままで

Tu Tu Tu Tu
とりあえず今は
Tu Tu Tu Tu
思い出を作ろうか
普通じゃない愛すべき奴らと
朝まで語ろうか

最終列車は汽笛を鳴らすよ
近づく駅のホーム
夜霧に溶ける吐息は交わる
じゃあねとまた会おうよ

踏み出す一歩に歌を歌うよ
切ないけれど力強いメロディ
あなたを照らすだろう新しいスポットライト
それぞれの駅の度に汽笛を鳴らせ

Tu Tu Tu Tu
とりあえず今は
Tu Tu Tu Tu
思い出を鳴らそうか
普通じゃない愛すべき奴らと
『明日』を鳴らそうか
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