少年と真夏の太陽

光浴びジリジリと
焦げるほど
熱帯びたカラダ
伝う汗と徐々に失われてく
内側の潤い

サングラス掛け
視線覆って
見てるなんて勿体ない
弾ける素肌
揺れる波間
裸眼で溺れたいaiai

少し前まで
目に見えて感じてきた
大気汚染も今だけは
邪魔しないで下さい

危険信号放つ君に
声かけろと真夏の太陽
視線だけ追いかけて
焦れったいね
簡単なことだけど
背を向けると睨んでくるよ
奴に急かされ駆け出す 君の元へ

歩けば焼けた砂で感じる
痛みが心地いい
輝く素肌笑顔
自然と伸びてる鼻の下

一体何の魔法
なんにも縛るものは無いよ
着てるものなんて脱いじゃえば
君から目が離せないaiai

徐々に迫って来る
大きな入道雲
夕立よこの景色を
壊さないで下さい

危険信号放つ君に
オレンジ色寂しげな太陽
限られた時間だけ見守ってよ
単純なことだけど
手をつなぐと睨んでくるよ
奴の燃えるジェラシー 君と眺め

この季節が
気持ちまで大胆にさせるよ
波の音、月、星空が
照らし映し出すそそられるシルエット
焼けた背中の痛みも
君と過ごすための思い出
真夏の太陽
あなたの押した背中を
忘れないでください

危険信号放つ君に
声かけろと真夏の太陽
夏の夢覚めないで
色づけてよ
後悔はしたくないと
弾け飛んだ少年のパッション
奴に手を振り駆け出す 君の元へ
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