Ruby eclipse

太陽は燃えている 触れられない
この胸の叫びよ 届いて

闇雲に光を追い掛ければ
熱さでこの身体も焦がれていく
どうしてこんなに 抗って君を求める

揺れる花の音色に どうか気付いてよ
誰からも愛されて 孤独も君を愛した

夢の中でも良い 君に会えるなら
この心にもっと焼き付けて
君があまりに優しく笑うから
あと少しだけ お願い
眠らせてよ

真っ赤に包まれたその身体を
見る事も触れる事も叶わない
もう良い 要らない されど深く巡る君の根

蒼に乾き覚えた 影は見当たらない
気まぐれな空の下
ただ待つしか出来ない

誰からも好かれる君は いつの日か
言葉失くして照らし続けた
琥珀色の奥に眠る 素顔見せて
私だけ目が眩んで
何も見えない

重みを持たぬ君の歪んだ声
微かな真実は 遥か遠く
憎めないよ 君も独りなんだ
俯いても咎めはしないわ

此処に居るよ 思い出してよ
君に捧げた 私の花言葉を

孤独に慣れていたあの日 戻れるなら
飾らない私で居られるのに
灰となり朽ちては やがて消えるまで
もっと近くに来て欲しい

夢の中でも良い 君に会えるなら
涙も枯れるまで抱きしめて
向日葵は 吐息に導かれながら
今も君を待っているの
ah 愛しい

ズルいよね
教えてよ
君を愛する忘れ方を
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