軍艦旗の歌

旭日光輝(きょくじつこうき)赫奕(かくやく)と
四海を照らす軍艦旗
見よ吾(わ)が日本帝国の
威力(ちから)の表徴(しるし)皇艦(みふね)の表章(しるし)

皇国(みくに)の光と朝夕に
畏(かしこ)み仰ぐ軍艦旗
我が国力の発展の
先駆と進む尊き使命

戦雲天にみなぎりて
檣頭(しょうとう)高くひらめけば
全軍力戦(りょくせん)奮闘し
身命(しんめい)献(ささ)ぐ御旗(みはた)の下(もと)に

大戦役(だいせんえき)に幾(いく)そ度(たび)
国威を四方(よも)に輝かし
狂爛(きょうらん)怒涛 鎮(しず)めつつ
事変に愈々(いよよ) 加わる光

東亜の天の 黎明に
御旗かざせる 艨艟(もうどう)は
無言の威圧 厳として
前途(ゆくて)守れり 大海原に

明治の御代の 制定に
千秋(せんしゅう)かおる 菊の花
十六條の 御光(みひかり)は
万歳までも 輝(かがよ)う光
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