12時の讃歌

何にも恐れずきたのは
おまえがついていたからさ
どうして 離れていくんだい

キャンドル ほの暗いあかり
うるんだ瞳が きらめく
どうして きれいなんだろう

古いレコードが 回りはじめ
小雨のような音を静かにたてる

何げなく 耳を過ぎてった歌
こんな切ない意味を持ってたなんて

夜風がガラスをふるわせ
代りに泣いて くれてるよ
そうだね 引き止めはしない

おまえのほほを肩に乗せ
このまま 海鳴りに誘われ
夜明けへ歩いて 行きたい

12時になると胸に流れる
新しい日を告げるいつものメロディー

古いレコードが 回りはじめ
小雨のような音を静かにたてる

12時になると胸に流れる
新しい日を告げるいつものメロディー
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